日々忙しく、時間に追われている。
そんな生活が早送りのように流れていく感覚ではないでしょうか?
私自身、気を抜いたら何かぼんやりと考え事をしてしまう癖があります。
しかし、整理する(書き出してみる)と今考えるべきではないと、気付くケースが多いときがあります。
頭の中のモヤッとした雲を書き出してみることは、今本当に自分がするべき行動を示す地図になるはずです。一緒に書き出す習慣を身に着けましよう。
書き出すことがなぜ必要なのか
朝起きたら、「昨日やりのこした業務あるな〜、上司にあれをやるように言われてたな〜、お客さんからあれもたのまれてたな〜」こんなことぼーっと考えている人いませんか?
今日やるべきことがわかるように、自分なりに考えている結果、脳が判断をしてこのようなことが起きているのかもしれません。脳にメモしてる感覚でしょうか。
一つ断言できることがあります。脳にメモすることは絶対にやめましょう。
なぜか、
✓時間が経つと考え方は、都合の良い方へと書き換えられる。
✓脳はメモする場所ではなく、判断・決断をする場所であるから。
このブログを書くときも、まず大枠を紙に書き出してから始めています。
本当に伝えたいことだけに集中したいからです。
頭で考えていることは、段々と書き換えられます。一生同じことだけ考えて生きている人がいないと思うので、変わっていくことは必然のことです。
ただ、人間には思考の癖があります。自分の都合の良い方へと思考が向くことです。私も気を抜いているとつい楽な方に考えてしまいます。
思考の癖を治すことは、難しいでしょう。生きてきた環境など様々なことに影響を受けているので。
その時に、書き出す作業が重要になってくるのです。
今やるべきこと、悩んでいることをそのまま書き出すことで、脳がフェアに判断できるようになります。(あと、脳の容量を確保できるのでかなりスッキリしますよ)
脳の役目は、判断・決断をすることです。
考え事をメモしておく機能はありません。メモを勝手に書き換えてしまいますからね。
判断することや決断することが苦手だと思っている人は考えていることを、
脳→紙にすることをおすすめします。
きっと見違えるようになるはずです。
書き出すことで得られたは変化
(1)言葉遣いに意識が向くようになった。
子どもが産まれると、ベビーカーが良く街なかで見るようになる。
欲しい車があると、その車をよく目にするようになる。
このようなことを、心理学的に「選択的注意」と言うそうです。
書き出すことは、言葉を視覚化できるようになるので、一つ一つに意味をもたせようになります。
そうすると、普段会話をしているときの言葉や、人がどのように表現するのかなど言葉により注意が向くようになります。
相手が不快にならない言葉遣いを意識して話したり書いたりできるようになるでしょう。
(2)感情が豊かになった。
日々忙しい生活を送っていると、早送りの映像のように音もなく流れていってしまう感覚になります。
書き出そうとすることは、2倍速になった映像をゆっくりにする効果がある気がしています。
例えば、天気の良くない日に飛行機に乗った際のこと。
“搭乗ロビーでアナウンスがあり、飛行機の到着が遅れている関係で、定刻よりもフライトが数十分遅れている。本当に飛ぶのだろうかと、不安になりながら、搭乗口付近に多くの人が集まっている。
無事に飛行機に搭乗できたが、雨や風が強く本当に離陸できるのだろうかと不安がさらに高まる。
機長の合図で、滑走路で助走をつけ離陸した。すぐに、真っ白な世界に飛び込んでいく。
気のせいか、多くの人が窓に注目している。子供も、不安そうに窓の外を見つめている。それにしても静かにしていて偉いな〜と関心したりもする。
CAさんも、安全のためシートベルトを着用していること。機長のアナウンスが頻繁にされること。いつもと違う飛行機の状況が、心配性の自分をさらに不安にさせた。
ただ、不安を一変させたのが雲を抜けた瞬間だ。太陽の光がさして、青空が広がった。
生きている実感を強く感じ、青空と太陽がすごく美しく見えた。普段のフライトなら絶対に感じることのない瞬間だった。同じ青空を見ているのに不思議だ。”
これは、旅行に行く際に本当に感じた出来事です。
いつもとは違う状況だったので記憶に残っているのかもしれませんが、自分の考えを書き出すようになったことで、数十分のことでも時間がゆっくりと流れていったことを実感した出来事でした。
まとめ
今回は書き出すことで得られた変化について、私が体験したことを通じて書いてみました。
特に、
✓言葉遣いに意識が向く
✓感情が豊かになる
この2点が、私が考えていることを書き出してから、意識するようになりました。
頭の中のモヤモヤしたことは、溜め込まないことで、いつもと違う景気が見えるようになるのではないかと感じています。
いじょうです〜。
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